整形外科・リハビリテーション科
脊椎内視鏡手術

(予約制)
診療時間
午前(9:00~12:00) × × ×
午後(2:00~ 5:00) ×
(予約制)
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午前
(9:00~
12:00)
× × ×
午後
(2:00~
5:00)
×

「膝関節外科」とは?

人体の中で最も大きな関節である「膝関節」を専門に診療する分野のこと。膝関節は、大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、膝蓋骨(膝の皿)から構成されていて、歩く・座る・立ち上がる等、何気ない生活動作の中で重要な役割を果たしています。当院では、スポーツドクターの小林医師がスポーツによる外傷を中心に、幅広い世代の膝の痛みに対応しています。

膝関節外科で大切にしていること

小児から高齢者まで幅広い膝の疾患に対応しています
スポーツ障害においては、スポーツドクターの経験を活かしサポートいたします

当院の「膝関節外科」では、スポーツおよび一般外傷、加齢による変性など、あらゆる膝の疾患にまんべんなく対応していきたいと考えております。整形外科単科の病院ですので、事前に内科的疾患が潜んでいないかを全身検査で調べ上げ、異常が見られた際は速やかに近隣の連携病院をご紹介しております。専門医1名体制という限界はあるものの、「できることに全力投球する」が診療のモットーです。
手術の際は、趣味のサッカーでつながる医師仲間と協力しながら、膝前十字靱帯再建、関節鏡手術、人工関節手術等にも対応しております。患者さんとは本音で向き合い、「医療者と治療者」から、「人と人」のお付き合いができる関係を目指していています。担当した患者さんと同じグラウンドで汗を流せる時間は何よりも喜びを感じる瞬間です。自分の強みをしいてあげるなら、整形外科医の視点だけでなく、スポーツ競技者の視点にも立ったアドバイスができること。当然ながら、高齢者の診療も多くあたっていますが、再び自分の舞台で輝きたいという気持ちは若者に限ったものではなく、全ての患者さんに挑戦する気持ちを持ち続けて欲しいと願っております。

主な対象疾患

治療実績の多い疾患

変形性膝関節症

半月板損傷

膝靱帯損傷

スポーツによる
膝の慢性障害

その他の疾患

オスグッド病

膝蓋骨脱臼

膝離断性骨軟骨炎

など

膝半月板損傷の治療方法

膝半月板損傷とは、スポーツ外傷や老化等が原因で、膝をひねった際に半月板がこすれて損傷する疾患のこと。MRI検査で診断後、軽症であれば、内服薬・湿布薬・装具・注射・リハビリなどの保存療法で対応。持続する痛みや、膝に水がたまる症状のある場合は、関節鏡手術を行います。手術法には、損傷部位を縫う「修復術」と、痛んだ部分を切除する「部分切除術」があります。

変形性膝関節症の治療方法

変形性膝関節症とは、主に老化が原因で膝関節の軟骨がすり減って変形し、痛みが生じる疾患のこと。特に中高年の女性に多く見られ、痛みが軽い場合は、内服薬・湿布薬・注射・各種装具・リハビリなどの保存療法で対応。これらで改善されない場合は手術を検討し、関節鏡手術・高位脛骨骨切り術・人工膝関節置換術等の手術法から適切なものを選択しています。

膝靭帯損傷の治療方法

スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わった時に、その外力の方向に応じて種々の靭帯損傷を生じます。一般に外反強制により内側側副靭帯が、内反強制により外側側副靭帯が損傷し、また脛骨上端の前内方に向かう外力で前十字靭帯が、後方への外力で後十字靭帯が損傷します。最も頻度が高いのは内側側副靭帯損傷です。外側側副靭帯を単独で損傷することは非常に稀です。非常に強大な外力を受けると複数の靭帯に損傷が及ぶこともあります。MRI検査で診断後、内側側副靭帯損傷では多くの場合保存的に治癒しますが、前十字靭帯損傷ではその可能性はかなり低くなり手術を選択することが多くなります。後十字靭帯単独損傷の場合には多少の緩みが残ってもスポーツ活動に支障をきたさないことが多いことから、先ずは保存療法を試みるようにします。手術療法には靭帯修復術と再建術の2通りがありますが、十字靭帯の治療は自家組織(ハムストリング腱や膝蓋腱など)を用いた再建術が一般的です。手術は関節鏡を用いてできる限り低侵襲で行います。

膝関節外科 医師紹介

膝関節外科センター長
小林 史明

日本整形外科学会認定 整形外科専門医
日本スポーツ協会 スポーツドクター
【プロフィール】
自身も時々サッカーをする「スポーツマン」であることから、膝を中心とするスポーツ外傷・障害への治療・手術に強みを持つ。ざっくばらんな人柄で、医療者と治療者の間に壁を作らず、患者さんとのコミュニケーションを大切に近い距離で診療にあたっている。